墓じまいとは、今あるお墓を撤去し湘南で遺骨を散骨したりして供養することです。墓石を撤去して更地にし、墓地を返すことをいいます。 知り合いの歯医者さん宅の設計で伺ったとき知ったのですが、近年、大阪のリーズナブルな家族葬のようにこの墓じまいが増えてきています。その理由はさまざまですが、主に理由は3つあります。 墓じまいをする理由とは? 1.継承問題 2.墓参り問題 3.維持費 この3つです。 まず、継承問題ですが、子どもがいない夫婦やおひとり様が増えているのが現代です。そのために、墓を継ぐ人がいません。また、子どもたちに負担をかけたくないと考える親が、代々継がれてきた墓を自分たちの代で手放すといった場合もあります。 そして次に、墓参り問題です。昔のように後継ぎがいたり、生まれ育った場所に定住するといった人たちが少なくなってきました。そうなると、遠方からの墓参りが難しかったり、高齢になった人たちが墓参りをすることが難しいという問題があります。 最後に、維持費です。お墓は、たとえ墓参りをせずとも、そこに墓があるというだけで、維持費や管理費といった費用がかかります。それに加え、少子化や核家族化に伴って、ひとりの負担も増えています。そうなると、維持することが難しくなり墓じまいを選択する人たちもいます。 また供養に対する考え方の変化により墓じまいが増えていることも事実です。 墓を維持していくには費用がかかります。また、墓じまいをすることにも費用はかかります。多様化する現代では、自分たちに合った供養の仕方も選ぶ必要があります。その方法のひとつが、墓じまいということではないでしょうか。 |